フルーツ知識

一度は食べてみたい!珍しい果物をご紹介。美味しい食べ方や美容や健康への効果も解説します。

果物には、さまざまな種類がありますがスーパーで珍しい果物を目にすることはありませんか?
初めてみる見た目や、独特な色だと手に取ることを躊躇してしまうかもしれません。
ですが、珍しい果物の中にはとてもジューシーで美味しく、健康や美容への効果が期待できるものがたくさんあります!

こちらの記事では珍しい果物について、また珍しい果物の味や食べ方、美容や健康への効果をご紹介します。

目次

珍しい果物をご紹介

日本ではさまざまな果物が収穫されますが、日本はもちろん世界には珍しい果物がたくさん存在します!
初めて食べるときは勇気がいるかもしれませんが、どれもとっても美味しく身体にも良い効果効能があるんです♪

珍しい果物を7種類ご紹介していきましょう。

珍しい果物1「マンゴスチン」

マンゴスチン

「果物の女王」とも呼ばれるマンゴスチン
とても香りが良く甘みが強いマンゴスチンは酸っぱさもあり、爽やかでジューシー。
夏にぴったりの果物です。

マンゴスチンはその食べやすさも人気の一つ。
包丁を使わずに剥くことができるので、時間のない朝にもおすすめ。
1つで満足感を得られるサイズなので、ダイエット中のおやつにもぴったりです。

マンゴスチンの効果効能

マンゴスチンにはビタミンB1ビタミンEカリウム葉酸が多く含まれています。
糖質をエネルギーに変換するパワーを持つビタミンB1、抗酸化作用を持つビタミンEは疲労回復効果や、老化防止、美肌効果が期待できます。
また身体の中の塩分の排出を促すカリウムには、高血圧予防やむくみ予防の効果が。

葉酸は、妊婦さんには欠かせない栄養で細胞の生産を助ける効果を持ちます。
そのため、妊娠中にもマンゴスチンはおすすめです。

マンゴスチンのおすすめの食べ方

そのまま冷やしてマンゴスチンシャーベット

マンゴスチンの果実を取り出し、レモン果汁をかけそのまま冷凍庫へ。
1時間以上冷凍することで、シャリシャリのシャーベット食感を楽しむことができます。
甘さが濃厚なマンゴスチンは、砂糖不使用でもとっても甘くジューシー。

夏にぴったりのデザートです。

マンゴスチンスムージー

牛乳や豆乳と合わせたスムージーもおすすめです。
凍らせたマンゴスチンと、牛乳or豆乳をミキサーへ。
そのままミキサーで攪拌したら完成です。

バナナや、柑橘系の果物とも組み合わせも美味しいので、
ぜひさまざまなスムージーを試してお好みの味を見つけてみてください♪

珍しい果物2「デーツ」

デーツ

ヤシ科 ナツメヤシの実である「デーツ」
デーツは、日本では生ではなくドライフルーツとして販売されています。
デーツは、木になっているときに太陽の光で乾燥させる自然のドライフルーツ。

そのため、日本だけではなく、生産国である中東やアメリカでもドライフルーツとして食べられることが多くなっています。
味は、黒糖のような濃厚な甘みが特徴。
ねっとりとして食べ応えがあり、小腹が空いたときの栄養補給にもぴったりです。

デーツの効果効能

栄養豊富なデーツは、ミスユニバースの栄養コンサルタントが積極的に摂取してほしい食品として推奨しているほど。
健康に良いドライフルーツとして人気のプルーンよりも栄養豊富なことから、健康志向の方から注目を集めている果物です。
豊富に含まれているのは食物繊維カルシウムカリウム鉄分

食物繊維はお通じを良くし腸内環境を整える効果があり、カルシウムは骨や歯をつくるのはもちろん、イライラを防ぎ気持ちを安定させる効果があります。
またカリウムはむくみや、生活習慣病を予防する働きがあり、鉄分は血液内の赤血球をつくるのに欠かせない栄養素です。

そのため、生理前や生理中に気持ちが不安定になる方や、貧血気味の方にデーツはおすすめです。
また腸内環境を整え、むくみを予防することからダイエット中のおやつとしてもおすすめ。
1粒で満足感を得られるので、甘いものが食べたくなった時には、お菓子をデーツに置き換えてみてはいかがでしょうか。

デーツのおすすめの食べ方

ナッツやチーズと合わせておつまみに

ねっとりとした甘みが特徴のデーツはチーズとの相性抜群
クリームチーズとともにクラッカーやバケットにのせると、お酒にぴったりのおつまみになります。

またデーツ×ナッツの組み合わせは中東ではメジャーです。
デーツにナッツが挟まれた商品がお土産として販売されるほど人気が高いレシピ。
栄養も豊富に接種できるおすすめの食べ方です。

砂糖の代わりにソースにイン

デーツはその甘さから、お肉料理等のソースに使うのもおすすめです。
甘みをプラスする際には、砂糖を使用することが多いですが、砂糖の代わりにデーツを使用されてみてはいかがでしょうか。

独特の甘みが濃厚さをプラスしてくれるのと、カロリーも抑えることが可能です。
特に赤身肉との相性は抜群です。

珍しい果物3「ドリアン」

ドリアン

「果実の王様」と呼ばれるドリアン
ドリアンといえば、テレビなどで「臭い」という印象があるために美味しいものではない、と思っている人もいるかもしれません。
ですが、王様と呼ばれるドリアンは「濃厚でクリーミーな甘み」が特徴の果物です。

その美味しさから、一度食べたらクセになる人も多いのだそう。
臭いは特徴ですが、それにしのぐ美味しさでファンを獲得しています。

ドリアンの効果効能

ドリアンにはカリウムビタミンB1ナイアシンが豊富に含まれています。
糖分をエネルギーに変えるビタミンB1が多いため、疲労回復効果は高いのが特徴。
また、銅は赤血球の形成を助ける効果を持ち、カリウムは細胞の浸透率を調整してくれます。

ナイアシンもエネルギーをつくり、アルコールを分解させる効果が。
まさに健康に必要な栄養がたっぷり詰まっています。

ドリアンのおすすめの食べ方

冷凍すると臭いも半減♪ドリアンシャーベット

食べたいけど、臭いが気になって食べれない。という方には冷凍したドリアンシャーベットがおすすめです。
作り方は簡単。ドリアンの実にレモン汁をかけ、そのまま冷凍するだけ。
1時間以上冷凍したらシャリシャリとした食感が楽しいドリアンシャーベットの完成です。

臭いも冷凍することで半減するので、生のままだと食べれない、という方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ドリアンジャム

ドリアンは濃厚な甘みから、ジャムにしてもおすすめです。
ドリアンの果実に適量のお砂糖を加えて、鍋でじっくり煮込んだらドリアンジャムの完成です。

ドリアンジャムは甘みが強く、ヨーグルトなどと合わせてもおすすめです。
糖質は高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。

珍しい果物4「ドラゴンフルーツ」

ドラゴンフルーツ

鮮やかなピンクが印象的なドラゴンフルーツ
とても綺麗な色のドラゴンフルーツはスーパーの果物売り場でもとても目立つ存在。
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

南国で収穫されるドラゴンフルーツは、さっぱりとした甘さとサクサクとした食感が楽しい夏にぴったりの果物です。
栄養豊富で、カロリーも低いためダイエット中のスイーツの代わりとして、またサラダに食感をプラスしたい人からも人気となっています。
ドラゴンフルーツには実がピンクの赤肉腫実が白い白肉腫があります。

さっぱりと食べたいときは白肉腫、スイーツのように甘みを楽しみたい人には赤肉腫がおすすめです。
皮も一見固そうに見えますが、とても柔らかく調理しやすいので時間のない朝にもおすすめの果物です。

ドラゴンフルーツの効果効能

ドラゴンフルーツは栄養豊富。
特にマグネシウムの量は果物の中でもトップレベルです。
マグネシウムは便秘改善効果や筋肉痛の改善、また神経の緊張を緩和させる効果もあります。

ダイエット中はもちろん、心の不調も整えてくれる人間に欠かせない栄養素です。
またビタミンCミネラルビタミンB群も豊富。

ビタミンCやミネラルは美肌をつくるのに欠かせない栄養で肌の老化を防ぎます。
ビタミンB群はオレンジの2倍。
糖質や脂質の代謝を促すため、食べ過ぎてしまった後に食べることで脂肪の蓄積の予防効果が期待できます。

ドラゴンフルーツのおすすめの食べ方

ピンクのドラゴンフルーツでピタヤボウル

ピタヤボウルとは、ハワイで人気のメニュー。
アサイーボウルのように、ドラゴンフルーツをミキサーでピュレ状にし、
その上にグラノーラや蜂蜜、果物等をトッピングしたもの。

栄養豊富で、満足感も得られるピタヤボウルは朝食や昼食にぴったり。
健康や美容に良いものを食べたい、というときにいかがでしょうか。
作り方の動画もご覧ください。

ドラゴンフルーツのサラダ

白肉腫のドラゴンフルーツは野菜との相性も抜群です。
サイコロ型に切ったドラゴンフルーツをグリーンリーフやトマト、茹でたパプリカとともにあえてドレッシングをかけて完成です。

サクッとした食感が楽しく、いつものサラダに栄養をプラスしたい、というときにドラゴンフルーツはおすすめです。

珍しい果物5「ココナッツ」

ココナッツ

ヤシ科のココヤシの果実ココナッツ
ココナッツウォーターやココナッツミルクは有名ですが、ココナッツは食べることができる果実です。
ココナッツの果汁や果肉は栄養豊富。

熱帯に暮らす人たちにとって重要なエネルギー源となるほどです。
しかし、ココナッツの殻は硬く自宅で調理するのはなかなかコツがいります。

現在、蓋がプルタブのようになっていて簡単に開けられるタイプも販売されているので
生の果汁や果肉を食べたいという方は、開けやすいタイプのものを購入されてみてはいかがでしょうか。

ココナッツの効果効能

ココナッツには中鎖脂肪酸食物繊維カリウムマグネシウムが豊富に含まれています。
カリウムやマグネシウムが豊富なためココナッツウォーターは運動後の水分補給にぴったり。
脱水を防ぐだけではなく、筋機能の回復にも効果的です。

中鎖脂肪酸は体脂肪になりにくいことが特徴。
さらに、体内で分解される際に生成される物質は認知作用があるため認知症予防にも効果的です。
さらに食物繊維も豊富なため腸内環境を整えます。

腸内環境を整えることはダイエット効果だけではなく、美肌にもつながるため美容効果のあるものを食に取り入れたいときにココナッツはおすすめです。

ココナッツのおすすめの食べ方

ココナッツジュースでリフレッシュ

ココナッツジュースはそのまま飲むことが可能です。
ほんのりと甘く、スッキリとした味わいが特徴。
運動中に身体に良いものを摂取したいとき、またファスティング中にミネラルを補給したいときにもココナッツジュースはおすすめです。

ココナッツの果肉×わさび醤油が美味しい?

ココナッツの果肉は、甘みはほとんどありません。
もちろん、そのまま食べることもできますが、お刺身のようにわさび醤油につけて食べるのもおすすめです。
サクサクとした食感がわさび醤油ととても合うので、一度試してみてはいかがでしょうか。

珍しい果物6「アボカド」

アボカド

野菜と思われがちなアボカド
実は果物なことをご存知でしたか?
理由は果実を食用とすることから果実とされています。

アボカドは日常で食べることも多い珍しいとは言い難い食材ですが、野菜と思われている方もいるため、珍しい果物としてアドカドを紹介させていただきます。
さまざまな栄養が含まれているからこそ、実だけではなく抽出したオイルも人気のアボカド。
健康や美容、さまざまな効果が期待されるからこそぜひ日々の食事はもちろん、果物としておやつにも取り入れて欲しい食材です。

アボカドの効果効能

栄養豊富なアボカド。
実はギネスにも「世界一栄養価の高い果物」として認定されています。
アボカドにはビタミンB群ビタミンE不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

ビタミンB群は、エネルギー代謝を助ける効果があります。
疲れやすい、だるさが取れないという時にアボカドはおすすめです。
またビタミンEには肌や血管の老化を防ぐ効果があります。

アンチエイジング効果が期待できるため老化予防におすすめです。
とくに注目したいのが不飽和脂肪酸です。

脂肪酸と聞くと太りやすいのでは、と思われがちですがアボカドに含まれる不飽和脂肪酸は身体にとても良く、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを増やす働きをします。

アボカドのおすすめの食べ方

アボカドのレシピはさまざまですが、果物としておやつにぴったりの食べ方をご紹介します。

アボカドとヨーグルトのスムージー

ヨーグルトと混ぜたスムージーは飲みやすく、日中リフレッシュしたいときにおすすめです。
ヨーグルトとアボカド、氷、レモン果汁合わせてミキサーで攪拌して完成。

甘さをプラスしたい時にはハチミツを加えると甘みが増します。
さっぱりしていて、濃厚なアボカドスムージーは一杯でお腹が満たされるため、間食防止にも役立ちます。

さっぱり美味しいアボカドアイス

アボカドアイスはヘルシーなアイスが食べたいときにおすすめ。
甘みのあるヨーグルト(バニラヨーグルトなど)とアボカド、レモン果汁をミキサーで攪拌し、そのまま型に入れて固めたらアボカドアイスの完成です。

濃厚な口当たりと、さっぱりとした甘さで病みつきになります。

珍しい果物7「葉とらずりんご」

葉とらずりんご

りんごは珍しい果物ではありません。
ですが「葉とらずりんご」はまだスーパーなどでは見かけることがない珍しい果物です。
葉とらずりんごとはその名の通り、葉をとらずに栽培したりんごです。

通常、りんごは栽培中に葉摘みを行います。
理由は葉がついたままだと、りんごの実が日光に当たりづらく綺麗な赤色にならないためです。
見た目の良い真っ赤なりんごをつくるために葉摘みは必須ともいえます。

しかし葉は、光合成を行うために必要なもの。
そのため葉を採らないことで、光合成により甘みのもとがより多くつくられ、ジューシーなりんごが収穫できるのです。

見た目はあまり良くありませんが、甘くてジューシーな「葉とらずりんご」
そのジューシーさに感動した、という声もあります。
スーパー等で見かけたら、見た目で判断せず手に取られてみてはいかがでしょうか。

葉とらずりんごの効果効能

葉とらずりんごにはリンゴ酸ビタミンCポリフェノールが豊富に含まれています。
リンゴ酸には身体の炎症を抑える効果があります。
そのため、喉が痛いときや高熱が出ているときに効果を発揮します。

風邪を引いたときにはりんごを食べるという風習がありますが、リンゴ酸の効果があるからこそ、そう呼ばれているのです。
また美肌をつくるためのビタミンCや老化を防止するポリフェノールも。
肌の調子が悪いときには葉とらずりんごを食生活に取り入れられてみてはいかがでしょうか。

葉とらずりんごのおすすめの食べ方

甘みが濃厚焼き林檎

そのままでも甘く美味しい葉とらずりんごですが、スイーツのように甘いものが食べたいという時には焼き林檎がおすすめです。
バターを熱したフライパンに、カットした葉とらずりんごを並べて色が変わるまで焼きましょう。
トロッとしたら完成です。

お好みでシナモンやアイスクリームを合わせても美味しいですよ。

ジューシーな葉とらずりんごのゼリー

ジューシーな葉とらずりんごはゼリーにするのもおすすめです。
角切りにした葉とらずりんごとレモン果汁、りんごジュースを小鍋で煮てりんごが柔らかくなったら粉ゼラチンを加えて1分ほど煮ます。

粗熱がとれたら、容器に移し冷蔵庫で冷やしたら完成です。
葉とらずりんごのジュースを使うことでより甘みの強いゼリーが完成します。

珍しい果物で健康・美容に良い生活習慣を

珍しい果物7選をご紹介しました。
初めて食べるときは、ドキドキするかもしれませんがどれも美味しく病みつきになるものばかりです。
珍しい果物には栄養豊富で健康や美容に良い効果を期待できるものばかりです。

ぜひ、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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